若い女性世代を中心に人気復権の『固形石鹸』 !! (=◇=;)
読者の皆さんも一日一回以上必ず利用しているものとなれば、『ソープ=石鹸』と言う事になるだろう。洗顔、入浴、外出先から帰宅した際や、食事前やトイレ使用後の手洗い等によく利用されている。(^-^)/ 石鹸もここ最近は、固形から液体式が主流になり、所謂ポンプ式タイプを筆頭に更には詰め替え出来るものも発売されている。洗顔と言えば「洗顔フォーム」、石鹸と言えば「泡石鹸」が固定概念常識と成りつつある世の中で、中高年世代にとっては固形石鹸を使う事は当たり前の時代であったが、若年層にとっては液体式を利用している事が当たり前となり、若年層世代にとっては、固形石鹸に対して何かとピンと来ない感じがこれまではあった。(^-^)/ しかしここ最近は少し様子が変わって来ている様である。20代や30代の女性を中心に、固形石鹸ブームが密かに起きていると言うのだ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ 固形石鹸は、平成03(1991)年をピークに6割減と大幅に市場が縮小していたが、ここ最近では業績回復傾向が明確になっている。Σ(~∀~||;) それは固形石鹸市場を二分し、老舗格である牛乳石鹸の業績が5期連続増収増益となっているからである。固形石鹸市場で牛乳石鹸は、同じライバルである花王を抜いて日本一になっているからだ。 これまでの固形石鹸の市場縮小の背景要因としては、液体形状等の新しいカテゴリーに置き換わっていった事が最大の要因だが、ここに来てパッケージから『赤箱女子』と呼ばれるファンが登場している。小さなカテゴリーと言えども、なぜか固形石鹸人気が復活しているのである。牛乳石鹸のホームページ内にある『赤箱女子』のサイトに因ると、「しっかり洗えるんだけど“さっぱり”する。ベタベタしないけれど“しっかり落ちる感”があって大好きです」と言ったコメントが寄せられている。ポイントの1つ目は【洗い心地】が優れて、泡の粒が細かくクリーミーな部分が高い評価を得ているようだ。そして2つ目のポイントが【お手頃価格】が評価されている様である。牛乳石鹸『赤箱』は1個100円程度であり、液体石鹸では詰め替え用でも300円程度が相場だと言う。また牛乳石鹸は無くならない感覚があり、お得感がありそれがどうも固形石鹸人気復権の鍵を握っている様である。更にもうひとつ固形石鹸ブームを押し上げている背景のひとつには???若い女性の間で安い金額でたくさん使える化粧品「プチプラコスメ」のブームの影響が背景にある様だと専門家はこう分析している。更には、最近起こっているアトピー性の皮膚炎やトラブルに対してだけでなく、幼児やお年寄りに至るまで老若男女問わずに使えるメリットがあり、お肌に優しい事から、皮膚科の医師らも強く奨めていると言うのだ。牛乳石鹸共進社の担当者の話によると「ここ5年程で毎年10%ぐらい、売り上げを伸ばして来ています」とこの様に話す。また実際に固形石鹸を使用してみてその効能をツィッターサイトに紹介している一例もある。「筆者は何度か途中で浮気心が芽生えて、違う洗顔料などに手を出したものの、そのたびに頬に吹き出物や斑な赤みが出てきてしまい、結局赤箱に戻って肌が落ち着く、の繰り返し。また、夫は敏感肌(軽いアトピー体質)なのですが、赤箱で体を洗うと非常に調子が良いとの事。洗い過ぎによる乾燥を心配して、何度か敢えて使わない日を設けた事もあるものの、 逆に肌に痒みが出てしまい、毎日洗った方がトラブルがないそうです。」と30代の女性は、使用した後の感想をこの様に語った。またもうひとりのツィッターサイトへ投稿した20代の女性は「洗い流す時の滑りがなく泡切れも、 洗い上がりのツッパリ感もなく、余程の秋冬の乾燥が激しい季節出ない限りは顔も身体も「急いで保湿しなくては!!!!」と焦らなくても気にならない程の使用感、と言うのが個人的な感想です。」と使用後の実感をこう語っている。余談であるが、この牛乳石鹸の『赤箱』タイプは、しっとりタイプで関西圏が主流。『青箱』タイプはさっぱりタイプで、こちらは1個85円で販売され主に関西圏以外が主流だと言う。(=◇=;) ここ最近、液体式ソープに押し切られ気味で、 ピーク時の約6割減と、固形石鹸市場が消滅するのではないかという悲観論までもが蔓延し、しかも液体式ソープ市場の売り上げトップとの差を逆転するには、50%も伸ばさなければならない厳しい状況にあった、固形石鹸市場。(°д°;) しかしここに来て液体式ソープの便利さの裏に潜む死角による、皮膚へのアトピー性皮膚炎や赤み炎症といった皮膚系のトラブルも目に見えない処で起こる様になった。「ソープ=石鹸」自体を作るまでの課程に於ける、品質工程による影響も背景にはあるのだろうか。その反動からなのか、ここに来て各地域で古くから使われていた、地元ゆかりの・石鹸ブランドも含め、昔ながらの釜焚き製法による、固形石鹸が若年層世代を中心に徐々に見直され始めて来た。その結果お肌のトラブルも改善しつつあると言う報告事例が目立って増えて来ているのも、固形石鹸ブームを押し上げるひとつの要因なっている様である。(=◇=;) お肌とお財布、それぞれへの優しさへの思い遣り…。それはやはり世代を超えて次の世代へ引き継がれて繰り返すという事に他ならない様である。(・∀・)
(ここ最近、液体式のボディーソープに圧され気味だった。固形石鹸。絶滅寸前まで追いやられたかに見えたが、所謂、肌に合わないといった皮膚トラブルがここ最近、顕著に見られ始めた。ヽ(;´ω`)ノ その反動からか、お肌に優しい昔ながらの固形石鹸に対する再評価が高まってきた。(=◇=;))
<【写真】牛乳石鹸(青箱と赤箱) >
(固形石鹸の強みは、洗い上がりがすべすべで滑らか。肌に優しいと言った利点がある。液体式の場合、洗浄力が強いのが逆にアダとなり、皮膚トラブルの増加の一因を辿っているとの情報も寄せられている。中々、難しい側面もありそうだ…。(^-^)/)
<【写真】坊っちゃん石鹸 (宮城県限定のご当地版固形石鹸) >
(温泉の成分を利用して作られた『湯瀬せっけん』。別名で黒砂糖石鹸の名称が付いている。)<【写真】湯瀬せっけん (秋田県鹿角市ご当地版限定、固形石鹸) >
JG7MER / Ackee
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