『自転車の悪質違反、違反切符配布で取り締まり強化』 !! (´⊙ω⊙`)

日本国内に於ける相対的な人口減少社会に伴って、その影響に中るのか、日本国内の交通事故での死者数は、年々減っていると言う。しかしそれとは逆に、交通事故に占める自転車事故の割合が、年を追う事に少しずつ増加傾向にあると言うのだ。自転車活用推進研究会の最高責任者の話に因ると、「交通事故での死者が最も多かったのは、昭和45(1970)年の1万6,765人で、一方、一昨年令和04(2022)年は、2,636人。しかし、昭和45(1970)年はそのうち自転車での事故死が11.6％だったのに対し、一昨年令和03(2020)年は13.7％。件数は減っていても、割合は増えているのです。」とこの様な解答が返って来た。自転車事故が増えた要因として、新型コロナウィルス渦による影響が背景にあるとの事だ。コロナ禍での自粛生活の影響で、満員電車を避けるために、自転車通勤を始めた人が増えたり、自転車を利用したフードデリバリーサービスが浸透したりした事で、自転車利用者の数が増えたのがその要因である。「新たに自転車に乗り始めた人達は、そもそも自転車での交通ルールをよく知らない事も多い。自転車に対して車や歩行者がヒヤッとするような場面を、何度も目にする様に成った」と言う。こうした背景から、警視庁は昨年10月31日から自転車の取り締まりを強化し、これまでは警告で済まされる事が多かった悪質な違反にも、積極的に「赤切符」を切る方針を打ち出して既に実施に踏み切っている。当然の事ながらこの事は全国ニュースでも大題的に取り上げられ話題と成った。そもそも、自転車の交通違反の取り締まりは「自転車指導警告カード」か「違反切符」(赤切符) の2種類があり、前者は黄色い紙に違反の内容が記載され注意を促すもの。一方後者の赤切符は刑事処分対象になる。車の場合は「軽い違反が青切符、重い違反は赤切符」という認識があるが、自転車には青切符はなく、悪質な違反と見なされれば、どんな場合も理由の如何を問わずに赤切符が切られると言う。元警察官出身で日本交通安全教育普及協会教育推進委員の担当者は、「赤切符を切られて起訴されれば、懲役や罰金刑があり、前科が付く事になる。すると、例えば、パートやアルバイトに応募する際の履歴書にも“前科○犯”等と記載しなければ成らなくなります。仮に不起訴処分だったとしても、赤切符を切られる時は身分確認が必要で、交番等での身分証明書の提示を命じられます。赤切符を無視して簡易裁判所への出頭に応じないでいると、逮捕状が出る可能性もあり、“たかが自転車の違反”と軽く考えていると想像以上に労力がかかり、時間も取られます。絶対に甘く見ない事です。」とこの様に注意喚起を促している。例え起訴されなかったとしても、3年以内に2回赤切符を切られると、約6,000円の手数料が掛る他、3時間の自転車運転者講習の受講が必要義務と成る。万が一これを無視すると、5万円以下の罰金刑が科せられる。警視庁が一昨年、都内の自転車に赤切符を交付し送検された数は、4,315件。一昨年の3,003件から大幅に1.4倍強にも増え、昨年は09月末までで3,906件を数えていたと言う。全国の交通事故のうち、自転車事故の割合は全国平均で20〜22％を推移しているが、その中で大都会･東京ではその約2倍の43.6％。と言うのが現実。「特に交差点での自転車事故は、EU主要国平均が約41％なのに、日本は72％と非常に高い。これは日本では“車道か歩道か”“右側か左側か”等、自転車の走り方のルールが曖昧になっているのが理由の1つでしょう」とこの様に指摘している。昨今、地方各都市では、歩行者と自転車を分離させる区分帯が新設されてはいるものの、まだまだ整備は大幅に立ち遅れているのが現実だ。大変恥ずかしい話、『日本人は世界的に見ても、自転車ルールに物凄く疎い国民』だと世界から指摘されても仕方のない事かも知れないのだろう。

(今まで影に隠れていた感があった自転車による悪質な違反だが、遂に違反切符導入が…。最悪自転車での交通違反では“逮捕”も辞さなく成りそうだ。)

(  「歩行者自転車専用」と表記のある2灯式信号なら良いが、基本的には自転車は車道を走って車両用の信号に従うのが基本。  )

( やりがちな自転車のルール違反、違反切符が導入されると今度はそうは行かなく成りそうだ。)

(今までは、緑色の指導警告カードで済んだものが、今度は否応なしに違反切符が切られる事になる。)

(実際に違反者に対して切符が切られる事になる、青切符の原票の見本。)

(自転車で最も悪質な違反に対しては、自動車運転違反と同様に赤切符を切られる事も出て来る。当然、反則金の支払い拒否と成れば、刑事処分と成り、割に合わない事と成りそうだ、)

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JG7MER / Ackee